高速隊パトカー、男性はねる=事故現場に急行、雪でスリップ−富山(時事通信)

 20日午後零時10分ごろ、富山県魚津市蛇田の北陸道下り線(魚津〜黒部インター)で、車4台が絡む衝突事故があり、現場に駆け付けた県警高速隊の家城健志巡査長(33)のパトカーがスリップし、車の外にいた東京都東大和市向原、会社役員中林茂さん(62)をはねた。中林さんは両ひざを骨折する重傷を負った。
 高速隊によると、同巡査長は通報を受け、時速約100キロで急行。事故現場近くでブレーキをかけた際、解けかけた雪でスリップし、パトカーは路肩や中央分離帯のフェンスに衝突。コントロールを失い、中林さんをはねたという。 



[時事通信社:2005年02月21日 00時10分]